こんにちは!野田聖太です。
皆さんは印刷通販会社の一つであるプリントパックをご存じですか?
「ネットでいんさーつ♪プリント♪パック♪」
のメロディーとともに松岡修造さんが登場するコマーシャル動画を見られた方もいらっしゃるかしれません。
そんなプリントパックの特徴はホームページにも「激安!格安!」とうたわれている通り、そのリーズナブルな価格にあるでしょう。ネット印刷は初めてという方でも「まずはお試しで」という感じで注文しやすい値段設定になっているのではないかと思います。
今回はそんなプリントパックのアカウント設定から実際の入稿までの流れを説明していきたいと思います。
①アカウント作成
1.プリントパックトップページ
まずは何よりアカウントを作りましょう、ということで早速プリントパックのホームページにアクセスします。
なにやらスーパーマーケットの折り込みチラシのような情報量ですが、ひるまずにページ上部の「新規ユーザー登録」をクリック。
名前とメールアドレスを登録するとユーザー仮登録の認証メールが送られてくるので、メールに書かれている本登録用URLにアクセスしましょう。
2.本登録メール
今度は「ログインID」と「パスワード」が書かれた本登録メールが送られてきます。
行ったり来たりで少し面倒ですが、メールに書かれている「マイページ」にアクセスしましょう。
3.登録情報入力
マイページで会員情報を登録します。「ログインID」の欄にはメールアドレスが入力されていますが、ここは自分で新たなログインIDを入力しなおす必要があります。「printpac123」のように半角英数字を組み合わせたログインIDを入力しましょう。
すべての必要事項が入力出来たら登録完了です!
②入稿方法
1.入稿スタート
続いて実際のチラシデータの入稿に進みましょう。
今回はサンプルで用意した三つ折りチラシのPDFデータを入稿していきます。
まずは自分が今回注文したい商品を選択します。
(もしかしたらここが最難関かもしれません…自分の求める商品を無数にも思えるメニューから頑張って探します。)
ページ左側のメニューから「チラシ・フライヤー」を選ぶと、新たなメニューが表示されます。
その中から今回印刷したい「折セットチラシ」の「A4サイズ」を選択しました。これは通常のチラシにいくつかの折り加工オプションがセットになったメニューです。
2.メニュー詳細選択
チラシメニューを選ぶとさらに用紙種類などの選択画面に映ります。
今回の注文構成は以下のような形にしてみました。
用紙サイズ | A4 |
---|---|
用紙種類 | コート(光沢紙) |
用紙厚さ | 標準(90㎏) |
折り方 | 巻き三つ折り |
3.納期と部数選択
画面下部に納期と片面印刷か両面印刷か、そして注文部数ごとの料金表が表示されます。
納期は当日発送から7営業日以内の発送、部数は最小100部から選択できるので、それぞれの条件に合わせて注文します。
今回は両面印刷で最安の「7営業日以内の発送、100部」を1,855円(税抜き)で注文します。
4.注文内容選択
ここからより詳細な注文内容を選択していきます。
注文内容それぞれを表にまとめてみました。
一通り注文内容を入力し終わったら「ご注文内容確認画面へ」をクリック。
ご注文情報 | ここまでの入力に間違いがないか最後の確認をしてください。 |
---|---|
まとめて発送 | ほかにも入稿するものがある場合はチェックを入れておきます。 |
商品名 | 自分が分かる商品名を入れておきましょう。これが発送伝票にも記載されます。 納品先がお客様へ直送の場合は失礼のない書き方にしておきましょう。 |
サイズの指定 | 印刷サイズを指定します。今回はすでに前画面で指定済みなのでそのまま A4サイズです。 |
紙の種類の指定 | 用紙の種類を指定します。今回はすでに前画面で指定済みです。 |
加工オプション | 加工の種類を指定します。今回はすでに前画面で指定済みです。 |
色校正 | 追加料金を支払って利用できるサービスです。実際にテスト印刷をしてみて 色の具合などを事前に確認できます。 詳しくはこちらをご確認ください。 ⇒色校正・カラープルーフ -印刷通販プリントパック |
データ制作環境 | ここはお使いのPCがWindowsかMacかを選択し、さらに入稿データを制作した アプリケーションを選択します。IllustratorやPhotoshopなどを使用した場合は そのアプリケーションを選択し、ファイル形式を選びましょう。 それ以外のアプリケーションの場合は、JPGファイルであれば「JPG」を、 PDFファイルであれば「オフィスデータをPDF保存」でOKです。 |
入稿方法 | オンラインでの入稿(クイックデータチェック)と郵送での入稿がありますが、 オンライン入稿(クイックデータチェック)を選びます。 クイックデータチェックは商品によって対応可否があるようなので、他の商品を 選択した場合は使えないこともあります。 ⇒クイックデータチェック サービス詳細 |
データオプションサービス | 優先データチェックやデータ修正サービス等の有料オプションサービスが選べますが、 ここでは割愛します。時折、キャンペーン等で無料となることもあるようです。 |
5.注文確定
ここで次の内容を入力してようやく注文確定となります。
最後に「ご利用規約に同意する」にチェックして注文を確定させましょう。
商品によってはクイックデータチェックに移行するので、入稿内容に問題ないか確認してクイックデータチェックを進めてください。
商品発送情報 | ここはアカウント作成時に登録した宛先住所が設定されています。 違う宛先に送る場合は、「お届け先の追加/変更」をクリックして、入力します。 |
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支払情報 | 代金の支払い方法を入力します。支払方法はコンビニ決済(前入金)、銀行振込(前入金)、 ペイジー(前入金)、クレジット、代引きが選択できます。 |
お疲れ様です!これで入稿完了です。あとは実際の印刷物が届けられるのを待ちましょう。
③入稿時の注意点
1.トリムマーク(トンボ)を忘れない
・トリムマーク(トンボ)とは?
印刷データ入稿の際に忘れてほしくないものにトリムマークがあります。
別名「トンボ」とも呼ばれるトリムマークとは、仕上がりサイズに裁断するための目印となります。
試しに、入稿する印刷データを家庭用プリンターで印刷してみると紙面全体に印刷されず、4辺に余白がある状態で印刷されると思います。
しかし、実際には紙面全体に印刷されてほしいので、トリムマークを使って「ここが印刷物の端なので、ここまで印刷をしてくださいね」というのを明確に伝えるわけです。
(実際の印刷工場では印刷サイズより大きい紙に印刷して、トリムマークに合わせて紙を断裁することで完成させます。)
・Canvaでのトリムマークの入れ方
では、入稿データに実際にトリムマークを入れるにはどうすればいいの?
ということで、チラシデザインの代表的なウェブアプリであるCANVAでのトリムマークの入れ方をお伝えします。
やり方はとても簡単。データ作成が終わってファイルダウンロードをする際、次の操作をしてください。
これでトリムマークの入ったPDFの入稿データが作成されます。
2.プリントパックについての補足
・クイックデータチェック
入稿方法の中で出てきた「クイックデータチェック」の機能ですが、これは注文確定後に利用可能です。
でも、注文確定前に簡単なチェックをしておきたいという場合もあると思います。
そんな方のためにプリントパックには「ご注文前クイックデータチェック」という機能もあります。
注文前に入稿データにズレなどのデータ不備がないか自動でチェックしてくれる機能です。
この機能を使うと印刷の向きの確認やトリムマークの裁断位置確認、そして3Dデータでの仕上がり確認もできますので、一度お試しあれ。
ただ、対象商品が現段階では限定されるので、自分の利用したい商品が対応しているのかを確認してみて下さい。
ご注文前クイックデータチェックの詳細はこちらから↓
・入稿手順ガイド
プリントパックのホームページ上でも入稿手順についての詳しい説明ページがあるので、初めての方はそちらもあわせて参考にしてみて下さい。
Web入稿の手順↓
PDF入稿の手順↓
今回の執筆にあたって参考にさせて頂いたブログ記事
「トンボとは?印刷に必要?意味や作り方も解説!」(紙ソムリエの読み物様)
この記事の執筆者、野田聖太のプロフィールページはこちら。